株を始めて2年半、2020年に出た利益は、28万7671円でした!
これだけ成果があると、かなり嬉しいです^^♪
しかし、そこから税金として納めた額は6万1161円!!
これは大きい -ω-
今回、確定申告をすることにより4万6138円が戻ってきました♪
この記事では、
- なぜ確定申告で税金が戻ってきたのか?
- 税金が戻ってくる可能性がある人は?
- 確定申告する時の注意点は?
について紹介していきます。
株を始めたばかりであれば、要チェックです。
なぜ確定申告で税金が戻ってきたのか?
先に結論を書くと、株の利益を減らさないために『住宅ローン控除』を活用しました。
住宅ローン控除とは、『住宅ローン残高の1%分、所得税を安くしてもらえる』制度です。
例えば、年末にローン残高が4000万円ある人は40万円まで税金(所得税)が戻ってきます。
サラリーマンの方は、家を買った年以外は会社が年末調整で正しい税金を計算し、過不足が無いよう調整をしてくれています。
しかし、株をやっている人は注意が必要です。
なぜなら社員が株をやっていることを会社は把握できないので、年末調整をしてくれないからです。
ですから、自分で確定申告すると、株の分もしっかり取り返すことができます。
これが、確定申告で税金が戻ってきたカラクリです。
株にかかった税金が戻ってくる可能性がある人は?
株をやっているのであれば、サラリーマンであっても確定申告をするのが大事だとお分かりいただけましたか?
特に、税金がたくさん戻ってくる可能性があるのは、こんな人たちです。
- 住宅ローン残高が多い
- 年収1000万円以下
住宅ローン残高が多い!と思った人は、ここをチェック!
家を買ってから10年以内の人は、チェックをおすすめします。
会社から2月頃にもらえる『源泉徴収票』の、『住宅控除可能額』と『住宅借入金等特別控除の額』を確認してみてください。
例えば、
住宅借入金等特別控除の額=400,000円(40万円)
住宅控除可能額=200,000(25万円)
の場合、
40万円 – 25万円 = 15 万円で、
15万円が追加で戻ってくる税金の上限となります。
ちなみに所得税15万円とは、だいたい株で100万円の利益を出した時の所得税と同じです。
年収が1000万円以下の人は、ここをチェック!
年収1000万円、夢ですね〜。
でも、それより低い人には国が優しくしてくれています。笑
証券会社の発行してくれる、『特定口座年間取引報告書』の『配当等の額及び源泉徴収税額等』を見てみてください。
ここに書かれている金額が、減税の対象となります。
配当金による収入は、総合課税で申告することで年収が低いほど税率を下げられます。
さらに、配当控除という減税も受けられます。
具体的にどれだけ税率が下げられるか知りたい方は、下のページをご覧ください。
知らないと損!株の配当収入をノーリスクで増やす方法(=確定申告)
確定申告する時の注意点は?
注意点1 ふるさと納税のワンストップ特例が使えない
ふるさと納税のワンストップ特例とは、申請すると確定申告不要で住民税の減税が受けられる制度です。
会社員の方にとっては手間が省けて助かる制度ですが、確定申告をするとワンストップ特例の申請がキャンセルされます。
確定申告をする際は、ふるさと納税の申請を忘れずに実施しましょう。
注意点2 株の利益は住民税の申告不要制度を選択しないと増税になる
源泉徴収で住民税を納めている場合、税率は5%ですが、
所得税の確定申告を行うと、住民税の税率がまさかの10%になります。
それを防ぐ手段が、『住民税の申告不要制度の選択』です。
どういう事かと言うと、株の利益分の住民税は源泉徴収で納めているので、もう取らないでください!とお願いするということです。
詳しく知りたい方は↓をチェック!
知らないと損!株の配当収入をノーリスクで増やす方法(=確定申告)
まとめ
株で利益を出すのはすごく難しいのに、利益のうち5分の1が税金で減ってしまうのってすごく悲しいですよね。
でも、確定申告をすることで多くの人が税金を取り戻すことができます。
特に、住宅ローン控除を受けている人と、年収1000万円以下の人は可能性大です。
確定申告で税金が戻る権利があっても、税務署が進んで教えてくれることはありません。
利益を最大化させるためにも、取り戻す権利があるのか、確認してみてくださいね。