フルーツタルトを作ったんですよ。だから生クリームを買ったのですが、２００ｍｌのうち４０ｍｌしか使わなくて。生クリームが盛大に余りました。
クリームシチューじゃない気分。
なんか簡単に使い切れないかなあ……
そこで思いついたのが「アイスクリームにすればいいじゃん！」ということ。
めっちゃ簡単にハーゲンダッツ越えできました。もう高級アイスは買わなくていいじゃん。というわけで高級なアイスクリームの作り方です。アイスクリームメーカーなしで作れます！
バニラアイスクリームのレシピ
材料
- 生クリーム １６０ｍｌ
- 卵黄 ２個
- 砂糖 ５５ｇ
- バニラビーンズ ３～５センチ程度
バニラオイルやエッセンスでも作れます。
作り方
（下準備）バニラビーンズを鞘から削り落としておきます。たまごから卵黄を取り出しておきます。
- 材料を全てボールに入れて湯煎で温める。（熱伝導がよい金属製がおすすめ。ネリコは小さなホーロー鍋で代用）
- 人肌の温度に温まったら湯煎をやめ、茶こしでこしながら保存容器に移す。（ステンレス製の容器が便利。急速冷凍のところに入れて作りました）
- 冷凍庫に入れて３０分毎にかき混ぜる。
- だいたい３０分毎に３回かき混ぜた頃に完成。
そのまま冷凍保存し、食べる５分前に出しておくとスプーンがふんわりと入る食べごろです。控えめに言ってハーゲンダッツかと思いました。
保存期限：味が落ちるので１週間～２週間ぐらいで食べきるのがいいと思います。
めちゃくちゃ美味しかったです！
いままで食べたバニラアイスクリームの中で一番でした。超濃厚、頭いっぱいに香るバニラの香り。作り立てだからこそわかるたまごのやさしい風味。
生クリームが余るといままでは「使い切るの大変だな～」って思ってたんですが、これからはアイスクリームの為に生クリームを仕入れたいと思います。生クリームが余るのが楽しみ過ぎる。ホイップしなくていいのがすてき。
アイスクリームの豆知識
アイスクリームはどれだけ脂肪分を含んでいるかで呼ばれ方が変わります。
もっとも脂肪分を含んでいるのがアイスクリームです。
牛乳は水分と乳固形分に分けられます。その乳固形分が１５％以上使われていて、しかも脂肪分が８％を超えていなければアイスクリームと呼んではいけないそうなんですね。
市販のほとんどはアイスミルクとなります。乳固形分が１０％で脂肪分は３％のくくりの中に入るものが多いからです。
もしアイスクリームを手作りしても牛乳で作ったり、生クリームと牛乳を混ぜて作ればアイスミルクのくくりになります。
ラクトアイスはちょっと意味合いが違っていて……ラクトアイスは脂肪分がそもそも０。乳固形分だけが３％以上はいっていればいいみたい。
牛乳を水で割ったような感じでしょうか？家で作るのは難しそうですね。シャビシャビで不味い事でしょう。
お値打ちなものはラクトアイスが多いです。それは原料が安いものが多いから。ラクトアイスのほとんどは水分なのにアイスミルクやアイスクリームに近い味を出せるのは企業努力と言えそうです。
ネリコ作。本日のイラストコ～ナ～
味気なかったので顔つき。バニラアイスクリームズ。