添加物を避けてると体質が変わる

ネリコです。

結婚してからというもの、ネリコがごはん担当なので、色々考えました。ネリコ母は料理が好きな人だったので、ネリコも作ることは訳ないのですが……

毎日用意するってなると、「これで体調が悪くなったら責任重大じゃん」みたいな不安が湧いて出ますな。

毎日の食事が、明日の身体と健康を作っていく。不調の8割は食事なんじゃないかと思っております。2割は体質だったり、環境の変化だったりすると思うんだけど。

どうして食事を大切にしているかというと……

初めて飼った愛犬を癌で亡くしたからです。

「いやいや、人の健康と犬の健康をごっちゃにしないで」と思われるかもしれませんが、犬も人も動物であるという基本に立ち返れば、今当たり前に食べている「レトルト食品」に違った角度からスポットを当てる事ができると思います。

添加物を避けた方がいいと思ったきっかけ

1代目の愛犬はずっとアレルギー体質でした。ブリーダーさんや獣医さんから「アレルギー用のドックフード」を勧められ、いろいろなメーカーを試し、海外製のかなり高価なものを食べていたと思います。「値段だけで言ったら人間よりもいいもの食べてるよね!」と笑いあったほど。ドックフードのパッケージにはこだわりの宣伝文句と共に、いかに栄養価が高いのか、アレルギー食材を避けたオーガニック製品なのかがうたわれていました。

それでもアレルギーは良くなりませんでした。

ネリコの周りの長寿なワンちゃんの飼い主に「何を食べさせているの?」と聞いて回ったことがあります。

「お母さんが犬の体調に合わせて毎日ごはんを手作りしてるよ。看護師なんだよね」

「ドックフードにね、必ず野菜たっぷりのスープをかけてあげているの」

「海の近くだから魚が安くて……煮て与えてる」

魚の水煮を与えている飼い主さんは、散歩をさせていたらわざわざ車が止まって窓を開け「すごい艶のある毛並みだね!何を食べさせているんですか?」と聞かれたこともあるそう。魚の油は毛並みによいみたい。

ドックフードが犬を飼う上でのスタンダードなのに、長生きしている周りの子は、完全に手作りか、ドックフード+作ったものでした。

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食べるものを変えた実際の効果は

2代目に保護犬を引き取ったとき、「完全に手作りでいこう!」と決めました。アレルギーがひどく、ところどころ毛が生えていなかったからです。

一次保護先の方からは「いろいろフードを試してこれでもマシになった方なんですけど……股関節が弱くて細くないと歩けないので今の体形をキープさせてます」と言われました。

手作り食を与えて、3カ月で毛が生えてきました。股関節は強くなり、体重を1.5キロ増やしても30分散歩に行けるようになり、階段を駆け上っています。

アレルギー体質は完全になくなるわけではないけれど、家にきて6年が経ったいまも元気にやっています。

犬の手作り食を推薦する獣医さんの書籍によれば、添加物の危険性と、栄養成分というのは発見されて名前の付いた物質のことで、未発見のものは切り捨てられているに等しい。だから、”作られたもの”に全信頼を置くのは、企業のポジショントークに乗せられているだけだと主張されていました。

食習慣を変えて体調が悪くなったパターン

ネリコ母の仲の良い知り合いに、薬剤師さんがいます。

その人から実際にネリコ母が聞いたことです。

「お客さんでね、まったくアレルギーない子だったのに、社会人になって1年生で忙しかったから365日コンビニ食品に頼ったらしいのよ……いま、ひどいアトピーになっちゃってね」と嘆いたそうです。

「添加物がよくないんだと思う」

手作りを心がけると、いま世の中で売られている物の消費期限の長さに驚かされます。お菓子を焼いてもパンを焼いても、ケーキを作っても……美味しいのは長くて4日ほど。味が落ちるだけでなく、水分の多いパンはあっという間にカビが生えてしまいます。

ふんわりしたまま、味も落とさずに1週間、場合によっては1カ月も保存できるのはそれなりのモノが添加されているからなんでしょう。

レトルト食品は便利なもので、全く買わないという選択は難しいです。しかし、売る側から考えれば傷んでいれば商品にならず、長く在庫を抱えても廃棄しなくてよい商品を売りたいのは当たり前のことです。コストがかからないからです。

身体の安全よりも、企業の安全に重きを置かれているのではないでしょうか。自分の体に何を取り入れようとしているのか、手に取った商品の裏を見て「原材料」の欄を見ることが大事だなと思います。

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