現実をつくっている法則がある

少しは役に立つはなしをしよう。

シマくんが会社で頑張っている昼間に、わざわざネリコが書くんだから、少し勇気を出してみよう。

どうせこのブログの読者はさ、シマくんしかいないのだから。ネリコの頭の中を整理して書き出してみようじゃないですか。

さぁ、いくぞ。がんばってみる。

だから心して聞きたまえ。

人生を支配する法則っていうのがあるらしいよ……

おい、待て待て。そう怯えるでない。

シマくん、君は「マインドフルネス」という単語を知っていたではないか。

ネリコが女性専用フィットネスクラブに通い始めて腹筋を見せつけ始めたころ、(注釈:まだムキムキではない。程よいホワイトチョコレートな腹筋を目指している)シマくんは言った。

「なりたい姿をイメージしながら運動する筋トレってさ、ボディスキャンしてるんだね。

深く呼吸をしながら、数字を数えてトレーニングしているから」

「はぁ……筋トレが何の横文字ですって?」

という顔をしたネリコに向かって

「従来の瞑想から、宗教的な考え方を排除して集中力を高めるための方法が”マインドフルネス”っていう瞑想法で、その中に”ボディスキャン”っていうのがあったんだよ」

と解説てくれた。

ただ、一回目のマインドフルネスを言い間違えて、「マインドスキャン!」ってどや顔でデュエル宣言をされた時にはビックリしたけどね。

あれ、面白かったね。

笑い過ぎて腹筋が割れるかと思った。

いや、割れるならもっと笑っておけばよかった。

遊戯王のテーマが頭を流れ過ぎて、その話は早々に終わってしまったけど、このマインドフルネスだって、人生を支配する法則に近づくための1つの扉なんだよな。

同じ場所に向かう最初の扉はたくさんあるんですね。

と、申しますのもネリコは読書が大好きで、そりゃあもう大量に読んでまいりましていろんな知識が頭に詰まっているんですがね、詰まり過ぎて出てこないんですな。

シマくんには何度となく伝えてみようとしているんだけど。

途中で言葉にするのがめんどくさくなって、

「ああそうか。ネリコが本を読んで身に着けたんだから、シマくんだってそうすればいい」

と思って何冊かおすすめしたんだよ。

すると「うーーん。難しくてわからない」とおっしゃる。

思い返してみればもっともで、今じゃ「この本はこの切り口から解説してるわけね」と鼻を高くする悪趣味になってはいるんだけど、はじめのころはシマくんの「わからない」と同じだった。

時間をかけて身に着けた知識をどうやったら、伝えられるのかな?

とは思うんだけど全然うまく話せないから、ブログにならできるかもしれないよ。

始めて告白するけれど、ネリコがこの法則を知ったのは、大学生の頃でした。

人生で最も悩んで苦しかったのは、中学から大学にかけての間でした。

いや、ずっと苦しかったのかもしれない。

自分がとても苦しいと気が付き始めたのが、中学生の頃からだったというだけの事なのかも。

だから、本をよく読んだんです。

現実から離れたかった中学は小説ばかり、高校生のときも小説ばかり、大学生になってあらゆるジャンルの実用書を読みました。

それで見つけたのが、法則だったんですね。

それによれば、

人生は自分が思い描いたようにカスタマイズできるよ。

とありました。

為せば成る、為さねばならぬ、何事も。為らぬは人の為さぬなりけり。

カスタマイズしようとしなければ雪だらけの坂道を転がっていくみたいに、雪まみれになっていくよ。

とありました。

法則を理解し、利用できるのであれば、どんなに今は遠く縁がないように感じられる夢も、心からの望みであれば必ず実現するそうですよ。

何でもできるんだ。

何でも叶うんだ。

何でも手に入るんだ。

という前提を胸に詰め込んでしまっておいてください。

なぜなら「なんでもできるし、なんでも手に入るし、叶うんだ」ということが、今日から一生懸命に説明しようとしている「法則」の中身だからです。

その法則は、今もこの地球上のすべての人に働いていて、寸分の狂いなく人生をコントロールしているんだそうですよ。

シマとネリコにも働いています。

重力がのしかかっているのと同じです。

重力と同じくらいエコひいきしません。

人生をコントロールする法則なんて言われると、怖く感じられるけれど、大それたことではないんです。

身体を地面に押し続ける重力は、人間にとって嫌なものでしょうか?というと「どっちでもねぇよ」というのと同じぐらいシンプルです。

でもだけど世の中にはいろんな奇抜な人がいるのも事実だから、

「もしこんな重力なんてやっかいな力がなければ、どこから飛び降りても安全なはずなのに……!!俺は果てのない宇宙へ飛び立つ」と叫ぶ人もいるでしょう。

宇宙に行くのは結構ですが、重力のない空間で脊椎動物である人間はたぶん、長生きできません。

重力があっても鳥も飛行機も飛んでいくし、重力があるから上と下があるんだよね。

この地球上で大切なことは、高い所からむやみに飛び降りないこと。

安全に飛び降りたいなら、空気抵抗を利用して速度を落としましょうね、という事ぐらいでしょうか?

パラシュートやハンググライダーみたいに。

「でもなんでも叶わなかったし、思い通りにいかなかったことだってある」と反論したくなるでしょう。

そう、幸せな人もいれば苦しいまま死んでいく人もこの世界にいるんです。

ネリコを含めて。

ええ、そうですとも。

でも、最近になってこの法則の意味を理解しつつあるように思います。

「でもなんでも叶わなかったし、思い通りにいかなかったことだってある」というのは、まさに重力を間違ってとらえたために過ぎないのだろうと。

たとえるなら……

「大丈夫だと思ったから飛び降りてみたら、足をくじいたんだよ!だって、鳥は空を飛んでるのに」

と言っていることに等しいんですね。

どうやったら、人生をコントロールしている法則を利用して、思い描いた通りに生きていけるようになるのでしょうか。

……どう?

シマくん。

これ面白い??

続き読みたくなかったらやめとくけど。

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